東海三県の新築一戸建て、仲介手数料0円のゼロハウスです。
あなたは「トレードオフ」という言葉をご存知でしょうか?
トレードオフとは「何かを成し遂げるために何かを犠牲にしなければならない関係」のことを指す言葉です。
不動産におけるトレードオフとは?
トレードオフとは「両立できない関係性」を示す言葉としても使われます。
「一つを尊重すればもう一方が成り立たないこと」、つまり2つ以上の欲求を同時に満たせない状況のことです。
例えば自宅の窓に三層ガラスサッシを採用すると、高い断熱性や気密性を実現することができますが、その一方で「窓サッシが重くて開けにくい」など、窓サッシそのものの操作性や機能性が失われることになります。
こうした場合「住まいの断熱性・気密性と開口部の操作性・機能性をトレードオフした」などといいます。
・駅から近いところは利便性を得る代わりに家賃も高いし地価も高い
・駅から遠いところは家賃も安く、同じ予算なら土地も広く確保できるが利便性が悪い
といった感じに価値とお金は常に交換関係にあります。
あなたもお家探しの際には、希望条件とお金のバランスが取れている(価値がある)と判断できたときに初めて「欲しい」と思って購入に至ると思います。
希望条件として挙げられることの多い、物件の場所・エリア・土地の面積・建物面積・建物のグレード・前の道の幅・家の向き・駅までの距離・周辺環境などとお金は常にトレードオフ(等価交換)なのです。
しかし世の中には、自分の会社の物件ではないのに「この物件、今なら▼▼万円値引き出来ますよ」といったセールストークで勧誘してくる会社や営業マンもいます。
トレードオフの観点から見れば、これはありえないことです。
もしそんな怪しい業者を見かけたら十分にご注意ください。
もしかすると悪徳業者かもしれません。
実は不動産は『売主』が優位
もしかするとあなたは「買主である自分の方が優位」「お客さんなんだから優位で当たり前」もしくは「売主と買主は対等でしょ」と思われているかもしれません。
しかしこれは大きな勘違いで、実際の不動産取引では『売主の方が優位』です。
なぜなら売主は無理な値引きしてあなたに売らなくても、他の誰かが買ってくれるのを知っているからですね。
不動産に条件が全く同じという物件はありません。
駅近物件や人気の地方であればなおさらです。
そもそも物件価格は売主が価格設定をしますが、何の根拠なく決めているわけではありません。
周辺相場や需要と供給バランス、利便性や人気、色々な要因を考慮して設定されています。
つまり売主側は、最初から値段を下げなくても市場の動向を確認しながら自分のタイミングで価格改定すればいいのです。
しかしゼロハウスでは、これら売主の事情を踏まえた上で値下げ交渉を行なっています。
「え?交渉できるの?」とお思いですよね。
ただしトレードオフをきちんと理解し、値引きは当たり前のことではなく「例外」だと認識していただだいた上での話です。
そのためにまずは「〇〇万円だったら買いたい」と明確に意思表示していただくことが値引き交渉成功への近道となります。
そして欲しいと思った物件は『販売価格』であればいつでも買えるということもお忘れなく。