東海三県の新築一戸建て、仲介手数料0円のゼロハウスです。
新築一戸建てのご購入を検討する際「パワービルダー」という言葉を目にしたことはありませんか?
パワービルダーとは30坪ほどの新築一戸建て(土地付き)を2000〜4000万円程度の価格で分譲する建売住宅業者のことで、主に日本の不動産会社を統括する飯田グループホールディングスのことを指します。
飯田グループホールディングスは2013年に一建設、東栄住宅、飯田建設、アーネストワン、アイディホーム、タクトホームの6社が経営統合して設立した共同持株会社で「誰もが当たり前に家を買える社会」をコンセプトに幅広い層からの支持を集めています。
パワービルダーの手がける分譲住宅は大手が供給する物件のおよそ半値とかなり安く、大手が取得をためらう郊外の土地や小規模な土地をベースに住宅を建てることで低価格を実現しています。
もちろんゼロハウスが担当する東海エリアにも、パワービルダーの手がけた物件は数多く分譲されています。
そんなパワービルダーの新築一戸建て物件ですが、実は一般の工務店や大手地場企業が手がけた物件と違い「価格交渉が通りやすいタイミング」が予測できる場合があります。
パワービルダーの新築一戸建て 価格変動の流れ
一般的にパワービルダーの手がける新築一戸建ては、以下のような流れで販売価格が変動していきます。
このように売主側は市場の反応を確認しながら価格改定を行なっています。
価格交渉タイミング
パワービルダーには各現場に必ず物件の担当者が居ます。
購入の申込みをする場合は仲介業者を通して物件担当者に通知され、担当者から上司、決済権者へと稟議が周って回答をもらう流れとなります。
このときダメ元で大幅な値下げ交渉をしても、タイミング次第では現場の担当者の時点で断られてしまいます。
それどころか現場担当者に嫌われてしまい、本来出来たはずの価格交渉すらできなくなってしまう恐れもあります。
そうではなく、ベストな値下げのタイミングを見計らいつつ適切な形で価格交渉をすることが、新築一戸建てを安く購入するためのポイントとなるのです。
では『ベストな交渉のタイミング』とは、一体どんな時なのでしょうか?
建築開始時と建物完成時
ここは特に多棟数現場の最安値物件を狙う場合や、一番立地の良い区画を検討する方に該当するタイミングとなります。
上記の図であれば②と④のタイミングですね。
ただし後で後悔を残さないためにも、価格交渉だけに囚われず、場合によっては提示された販売価格での購入を視野に入れておくことも重要です。
なぜなら完成間近となった物件は、担当者が「とりあえず初売りしてみてから考えよう」と思っていることも多いため、交渉に気を取られている間に他の方に買われてしまう可能性もあるからです。
ただし『工事中かつ完成までにはもう少し時間がかかってしまいそうなタイミング』であれば、物件の担当者からすると「売れて嬉しいタイミング」の1つでもあるため、交渉の余地があります。
初売り・オープンハウス時
上記の図では⑤のタイミングです。
この時点では売主自らが価格改定をすることはあっても、こちらからの値下げ交渉は渋る傾向にあります。
完成直後に価格改定がなければ最初の交渉ポイントとなりますが、最近では「初売り前の価格交渉には応じない」という販売方針をとる売主様も増えてきています。
ですのでこれから先は『初売り・オープンハウス時』が最初の交渉タイミングになっていくかもしれません。
完成から2〜3ヶ月後
物件が完成してから2〜3ヶ月後も交渉の余地があるタイミングとなります。
このとき売主側の要望に応じるかたち、例えば「月内契約」や「月内引渡」といった条件に応じることで、価格交渉が成立する確率もグッと高くなります。
この辺りは仲介業者ともよく話し合い、最適な条件やタイミングを導き出しましょう。
価格交渉が不可能なタイミング
以上がパワービルダーが手がける新築一戸建てに対しての、予測できる適切な価格交渉のタイミングです。
他にもいくつかポイントはあるのですが、この3つのタイミングを狙って交渉していくだけでも、上手くいけば数十万円〜数百万円は安く新築一戸建てを購入することができるでしょう。
また逆に『全く価格交渉が出来ないタイミング』というものもあります。
それは・・・
◯人気エリア、人気学区内、もともと物件の少ないエリア
◯問い合わせや案内が多い物件
◯売出し直前、値下げ直後で反響が多くなった物件
これらに該当する物件は、そもそも価格交渉に応じてもらえない可能性が高いです。
もしこうした条件に該当する物件をご検討中の方は、無理に価格交渉をするよりも販売価格での購入をお考えになることをお勧めします。